こんにちは。
心理カウンセラー アオです。
今回は、
動けない自分を責めているあなたへ【3つの時期を意識するメリット】についてお話してみたいと思います。
行動のプロセスには、【止まる時】【歩く時】【走る時】があります。
【止まる時】というのは、行動を止めている、あるいは行動が止まっている時をいいます。
例えば、自分の体や心を休める時、あるいは休めなければいけなくなった時が該当します。
次に【歩く時】。
これは、十分な休養や充電をし終わって、少しずつ行動を起こす時をいいます。
例えば、その時の自分にできることを少しずつ始めている時など。
そして【走る時】。
安定して歩くことができるようになったら、より多くのタスクをペースアップをして行動をし続けている時になります。
忙しそうだな…なんてお感じになるかもしれませんが、人によっては充実感を感じるかもしれません。
動けない自分を責めているあなたへ
ここで重要なことは、
①今、自分が【どの時期にいるのか】を客観的にとらえてみること。
②そして、どの時期にいても、【自分を受け容れる言葉かけ】あるいは【自分が成長できる言葉かけ】を自分自身に対して続けていくということ。
です。
では、順に考えていきましょう。
まず、①今、自分が【どの時期にいるのか】を客観的にとらえてみること。
例えば、
仕事を退職したが、転職のための行動がとれなくなった、あるいは深い失恋をして途方に暮れている、などの場合は、【止まる時】にあたるでしょう。
(この基準は人それぞれですので、ご自身で相対的に考えてください)
このように、「今自分は〇〇の時にいるんだな」ということを客観的に捉えます。
自分の現在地を確認することで、次に何をするか、何をしないでおくか、を考えやすくなります。
次に②の
どの時期にいても、【自分を受け容れる言葉かけ】あるいは【自分が成長できる言葉かけ】を自分自身に対して続けていくということ。
特に重要なのは、
「どの時期にいても」の部分。
特に、動けない自分を責めてしまう方は、
「止まる時期」にいる自分に対して、動けていない自分なんてダメだ…と繰返し自分を責めてしまうことが多くあったりします。
自己評価がもともと低かったりすると、動けていない自分=何もしていないダメな自分、と結び付けて考えてしまいがちになります。
もしあなたが今、ご自分を責める言葉かけをしていたら、
それ、ストップ!
形式的にでも格好だけでも、とりあえずでいいので、
【自分を労う言葉かけ】あるいは【成長につながる言葉かけ】もしてみてほしいのです。
例えば、
「今までよく頑張ってきたね」
「〇〇は失敗したけど、自分なりに最善を尽くしたからこれでよし!」
「いろいろ大変だった。でも、この経験があったからこそ〇〇できるようになったね。」
など、ご自身へ言ってみてください。
格好だけでも、言葉を変えて自分に言葉かけを続けていくことが大切です。(これ、超重要。)
で、自分に対する言葉かけを変えていくことで、
いわゆる自己受容感が高められるんです。
自己受容感を持つことが大事なのではなく、
長年、自分への声かけが自分を責める傾向が強かった方は、それに気付いてその偏りを修正(調整)していくことが大事になります。
だって、そんなに自分を責め続けなくてもいーじゃないですか。
上述の①②ができるようになると、
③意図してこの3つの時期を循環させていくことができるようになります。
(応用③足しちゃってスイマセン(^^;)
●長い間、走り続け頑張って疲れたのなら、こまめに休息の時間をとったり、しばらくの間止まる時を取り入れてみる。
⇒一呼吸置くことで、体を休めたり、自分の気持ちや周りの状況を見つめ直す時間が得られます。
●充分に体や心の休息・充電が完了したのなら、次の一歩を決めることから始めてみてもいいかもしれません。
⇒「今までずっとやってみたかったけどできなかった〇〇を試しにやってみようかな…」など、今の自分にできることからトライしてみるのもいいですね。
●歩く時が安定して来たら、少しずつペースアップをして走り始めてみる。
⇒今までできなかったことが、いつの間にかできるようになっていることだってあり得るかもです。
そしたら、そんな自分の成長を見逃さないでね~
●動き始めても、また疲れてしまいそうであれば…
⇒次は「前よりも早めに止まる時に切り替えてみる」と予防的な対処ができるようになってるかもしれません。
これってもう、あなたが今の自分を客観的に捉え、できる対処や行動を考えられていますよね。
自分軸がさらに強化され、成長したあなたを感じ受け容れることができるようになっているのです。
ちょっと長くなりましたね(^_^;)
〈まとめ〉
行動のプロセスには、
【止まる時】【歩く時】【走る時】がある。
①自分が今、どの時期にいるかを客観視してみる。
今の自分の立ち位置がわかったら、
②今の自分を受け容れる、あるいは成長できるような言葉かけをしてみる。
応用として、
③それぞれの時期を意図して循環させる。
「ちょっと難しい…」「自分を受け容れるという感覚がわからない」など、お感じであれば、初回お試しカウンセリングも承っておりますので、お問い合わせくださいね。