こんにちは。
カウンセラー アオです。
今日は、「感覚」のお話です。
「自分が何をしたいのかわからない」
と感じたことはありませんか?
人生の中で、
自分の目指す方向が見えない瞬間は
誰にでも訪れます。
しかし、その理由を理解し、
解決策を見つけることで、
少しずつ心を軽くすることができます。
今日は、そんなお話をお届けしますね(*^-^*)
自分が何をしたいのかわからない
このブログを読んでる方の多くは、
アダルトチルドレンや
その傾向がある方だと思います。
自分の気持ちが分からないと、
毎日がモヤモヤした状態になります。
「何を楽しむべきか」「どんな選択をすべきか」、
その答えが見つからないと、
日常生活に疲れを感じたり、
自分に対して苛立ちを覚えたりすることもありますよね。
特にアダルトチルドレンやその傾向のある方は、
幼少期の経験から
自分の感情を抑え込んでしまいがちです。
その結果、自分の内面と向き合うことが難しくなり、
自分自身を見失ってしまうことがあります。
幼い頃からずっと
何十年も続けてきたので、
「自分が何をどう感じたかを抑え込んでいる」
ということ自体に気づくことが
難しくなっているんです。
自分の感覚を取り戻すには?
では、どうすれば自分の感覚を
取り戻せるのでしょうか?
答えからお伝えすると、
【日常の小さな体験(感覚)に意識を向けてみる】
ということです。
いつもあわてて食べる朝ごはんを
いつもより少しだけ味わって食べてみたり、
なんとなく飲んでいたコーヒーの味を
仕事の合間にちゃんと味わって飲んでみる。
通勤ラッシュで聞き流している音楽のリズム
駅まで歩く道すがら見える景色、
休みの日に過ごすゆったりとした感覚など、
身近なもの・ことから
自分の感覚にいつもよりも丁寧にに
アクセスしてみるのです。
これが、自分の感覚を取り戻す第一歩となります。
こうした小さな感覚を
しっかり感じ取ることで、
自分の感覚や好みを
やり過ごしたり無視することなく
再発見することができます。
さきほどもお伝えしたように、
アダルトチルドレンとしての背景を持つ人は、
自分の感情を押さえ込むクセがあります。
これは、幼少期に家庭環境や周囲の期待によって
「感情を表現することが許されなかった」り、
「自分の気持ちを後回しにすることが習慣化してしまった」結果です。
そのため、自分の感情に鈍感になり、
何をしたいのかもわからなくなってしまうのです。
このような状態から脱却するためには、
前述のように、まず自分自身が何をどう感じたのかを
しっかりと【感じる】ことが不可欠なんです。
何をどう感じたかを押さえ込んでいたから、
自然と自分が本当に求めているものが
見えなくなってしまう。
こうやって考えると
「そりゃそうだな」と
なんとなくわかる気がしますよね。
日常的に意識することを心がける
もし、あなたがコーヒーがお好きなら、
その好きなコーヒーを
いつもよりも味覚に意識を向けながら、
よ~く味わって飲んでみてください。
その瞬間に、どんな味や香りを感じていますか?
「今日は少し酸味が強いな」
「このコーヒー、ちょっと苦いけど、香りが素晴らしい」
と感じることができれば、
その一瞬、あなたはあなたの感覚を
いつもよりも意識して感じてあげられています。
こんなふうに日常の小さな体験を通じて
自分が何をどんな風に感じているのか、
再発見していくことが重要です。
ある種の「練習」ですね。
自分の感覚をしっかり感じられるようになることで、
「自分は何がしたいのかわからない」という感覚が
以前よりも薄らいでいき、
「私は、〇〇がしたい」
「今日はコレがいい」
「なんとなく違う気がするから今回は控えよう」
なんて、感覚が生まれてきますよ。
あ、そんな感覚が生まれてくるかどうか、
効果があるのかどうか、是非試してみてください。
もし、お一人で対処することが難しい、
今の状況から抜け出したいと感じる方がいらっしゃいましたら、
お試しカウンセリングをご検討されてみてください。
あなたの心が少しでも軽くなるよう、
全力でサポートいたします。
〈まとめ〉
①「何がしたいかわからない」のは、自分を感じづらくなっているから
②日常の小さな体験(感覚)に意識を向けることで、自分の感覚を再発見できる
是非、少しずつ意識してみてくださいね(*^-^*)